不育症とは
妊娠はするけれども流産(妊娠22週未満の分娩)や
早産(妊娠37週未満の分娩)を繰返すことにより、
生児を得ることが出来ない場合を不育症といいます。
反復流産とは流産を連続2回繰返した場合をいい、
また、習慣流産とは連続3回以上自然流産を繰り返す場合をいいます。
習慣流産の頻度は理論的には(0.10)3~(0.15)3
で約0.1~0.3%となりますが、
今までの報告を見るとその発生率は0.5~3%とされています。
習慣性流産の実際の発生頻度が計算値より高いことにより
習慣性流産カップルには
流産を繰返す要因が考えられています。
流産の発生確率
『自然流産』 全妊娠の10~15%
『反復流産(2回連続)』 全妊娠の1~2.3%
『習慣性流産(3回以上連続)』全妊娠の0.5%
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